マイナンバーカード作成時のこと
マイナンバーカードは、何年も前に、暑い夏の日に夫婦で有休をとって受け取りに行ったのを覚えています。郵送で手続をして、てっきり郵便でカードが届くものだと思っていたので、1ヶ月以内に指定の交付窓口で受け取るように、と書かれた手紙が届いたときには驚きました。
え…ウソやろ？
取りに行かなあかんの？
平日の昼間に？
仕事してる人は休みとって行けってこと？
しかも交付窓口は一番近いところではなく、行ったこともない遠い区民センターでした。
なるほどな、これじゃー
そりゃみんな作らへん、
面倒くさいって言うわ…
電子証明書有効期限通知書が届く
私にだけ通知が届く
夫と一緒に作ったのに、2021年1月、私にだけ
「マイナンバーカード・電子証明書 有効期限通知書」というものが届きました。
あれ？私だけ？なんで？
マイナンバーカードに有効期限があることを知る
開けてみると、電子証明書の有効期限が来月の誕生日までだから更新手続きをしなさい、という内容でした。
えーっ！
有効期限なんかあったん？！
マイナンバーカードには、2つの有効期限がありました。
- カード自体の有効期限
→カードに印字されています。 - 電子証明書の有効期限
→手書きで書くようになっています。
地域によっては書いてくれる所もあるようですが、私の地域は書いてくれません。
2. 電子証明書の有効期限は発行日から5回目の誕生日だそうで、夫と一緒に作りましたが、誕生日が近い私にだけ通知が来たわけです。
それでまた、今回は窓口の指定こそされてはいませんでしたが、区民事務所の窓口でないと、ネットで更新手続きはできない、ということでした。
げ。面倒くさい。
コロナやし行きたない。
区民窓口での手続き
持って行くもの
どの地域でも同じだとは思いますが、通知書をよく読んでくださいね。
- マイナンバーカード
- 届いた有効期限通知書
更新手数料
無料です。
所要時間
待ち時間によります。
手続きの内容
受付
私が行った時にはすいていたこともあり、案内の方が、住所等を書いて「窓口に出す書類」を用意してくれて、番号札を持たされるとすぐに呼ばれ、持ってきたもの2つとさっき書いた「窓口に出す書類」を渡しました。
暗証番号を覚えているかと聞かれる
暗証番号には2つあります。5年前の事なんて忘れちゃいますよね。
- 利用者証明用電子証明書
→数字4桁
→証明書のコンビニ交付、マイナポータル・e-Taxへのログインなどに使用 - 署名用電子証明書
→英数字の6桁～16桁
→インターネット等で電子文書を作成・送信する際に利用
たぶん、どっちも思い当たるものはありますが、合っているかどうかはわかりません。
と正直に言いました。すると、
担当者
なんで覚えてへんねん！
と言わんばかりに窓口の女性は不機嫌そうでした。
あっ…すみません…
そして、２．署名用電子証明書の方はネットで確定申告なんかをしないなら更新しなくていい、と仰るので、4桁の暗証番号の方だけを更新手続きをすることになりました。
呼ばれるまで待つ
10分ほど待って呼ばれました。
受付をしたのと別の窓口へ呼ばれ、とても親切な女性の方が担当してくれました。
名前確認と暗証番号の入力
名前を聞かれるのでフルネームで答え、パソコンはディスプレイだけが用意されており、タッチパネルになっていて、画面に4桁の暗証番号を入れるように言われます。「パスワードを確認しました」と画面に出たので、覚えていたパスワードで合っていたという事になります。
少し待って、再度パスワードを画面に入れるように言われます。
更新手続き完了
また少し待つと更新手続きが終わり、マイナンバーカードを返してくれます。
待ち時間が少なければ、
暗証番号が間違えていなければ、
手続き自体は10分もかからないと思います。
次の更新はまた5年後です。
面倒か面倒でないか？
ネットか郵送でできればいいんですが、窓口に行かないといけないのでそれは面倒ですが、時間はそんなにかからないし、いろいろ書かされるわけでもありません。
だいたい窓口はどこの地域でも8:30からだと思います。
私は9:30頃に行ったのでそんなに混んでいませんでしたが、次々にいろんな用事の方が来ていて、受付窓口は並び始めていました。
10:00を過ぎるとあからさまに混むようです。
待ち時間を少なくするなら朝早くに行くのがオススメです。
気になること
私は窓口の方の言う通り、4桁の暗証番号の方だけを更新しましたが、
この先5年の間にもっとデジタル化は進み、マイナンバーカードを使うことが増えるんじゃないか、という気がしています。
なので、もう一つの暗証番号の証明書も更新しておけばよかったかな、と思っています。
暗証番号は、更新手続きの時に間違えても覚えてなくてもどうにかなるので、窓口の不機嫌な担当者に惑わされないように2つとも更新することをオススメします。
もう一度窓口へ ※2021/1/20 記事更新※
やっぱり「署名用電子証明書」（暗証番号の桁が多い方）も更新しておいた方がいいような気がしてならず、もう一度一週間後に有休を取って手続きに行くことにしました。
受付窓口の担当者は、この前の不機嫌な女性ではなく、別の女性でした。
受付窓口で、先週4桁の暗証番号だけを更新したが、もう一つの暗証番号の方も更新したい、と話し、前回と同じくらい待って、また別の窓口に呼ばれました。今度は男性の担当者でした。
前に4桁の方のお手続きをしにお越しいただいた際、何かご案内に失礼がありましたでしょうか？
そう聞かれました。
そりゃそうです。
一度で手続きが済むものを、私はわざわざ二度に渡って手続きをしようとしているんですから。
私もマイナンバーについてよくわかっていなかった、という事も含めて、簡単に二度に渡って手続きに来ている事情を淡々と話しました。
この緊急事態宣言発令下に、2回も役所まで来て面倒くさいな、何やってんねやろ…とは思っていましたが、怒ってはいませんでした。
聞かれなければ事情を話すつもりもありませんでした。
しかーし！担当者の方はとても丁重に対応してくれました。
それは大変申し訳ございません。ご案内が十分ではありませんでした。
前回の1人10万円のコロナ給付金も、この桁数が多い方の暗証番号があれば、ネットで手続が可能でした。今後5年、何があるかわからないですし、仰る通り、マイナンバーカードを利用しての手続きが増えていくかと思われます。2つとも更新しておいた方が良いと思います。
やっぱり手続きに来てよかったわ。
えらい親切で丁寧な人やなぁ。
もう一度言っておきます！
暗証番号は、更新手続きの時に間違えても覚えてなくてもどうにかなります！
窓口の不機嫌な担当者の言葉や態度に惑わされないように、2つとも更新することをオススメします。
