キャンピングカー ロードセレクトWM/サブバッテリー 鉛からリチウムイオンに交換!

キャンピングカー

とうとう我が家のキャンピングカー、コムエースもリチウム化です!

我が家のキャンピングカーはバンコン
カスタムセレクトさんのロードセレクトWMという車、Bタイプです。

納車日は2021年9月18日
今年2025年、2回目の車検を控えていて、丸4年が経過しようとしています。

2025年5月10日、
サブバッテリーをリチウムに変更、業者には頼まず、すべて夫が自分でやってくれました。

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サブバッテリーとは?

そもそもサブバッテリーってなんやねん
って思った私みたいな方!もおられますよね?

サブバッテリーは、通常、普通の車には装備されていません。

エンジン停止中、照明や冷蔵庫、エアコン、換気扇、FFヒーターなど、キャンピングカーならではの電化製品を快適に動かすために必要なものです。

家と同じように、照明や冷蔵庫は長い時間つけているので消費電力も大きいです。
エアコンを動かす、となるとこれまた消費電力が大きいので、大容量のサブバッテリーが必要になります。

エンジン停止中にメインバッテリーの電力だけで、照明や冷蔵庫、FFヒーターを動かしてしまうと、いざエンジンをかけようとした時に電力が足りなくて、エンジンがかからない!(バッテリー上がり)という事になってしまいます。

なので、キャンピングカーにはサブバッテリーが必要です。

メインバッテリーとサブバッテリーの違い

メインバッテリーは、
エンジンの動力を使い、オルタネーター(発電機)を動かして充電します。
キャンピングカーでなくてもどの車にも通常標準装備されていて、ハイエースの場合は、ココに設置されています。

サブバッテリーは、
エンジンをかけ、メインバッテリーの余りの電力を走行充電器を介して充電します。
通常、普通の車には装備されておらず、車によって設置場所はいろいろ、1つだけではなく複数個設置することができます

ソーラーパネルを付けているのであれば、ソーラー発電もサブバッテリーの充電に力を貸してくれるので尚良いですね。

我が家のキャンピングカーには、ソーラーシステムはありません。
サブバッテリーの充電は走行充電のみ、

外部100V電源は付いていますが、充電はできません。

ロードセレクトWM サブバッテリーの設置場所

サブバッテリーの設置場所は車によっていろいろですが、
カスタムセレクト ロードセレクトWMの場合、サブバッテリーの設置場所はココです。

キャンピングカー 鉛サブバッテリー

私達夫婦がキャンピングカー購入を考え出したのはコロナの頃、2020年でした。
購入を決めたのが2020年12月、当時、サブバッテリーは鉛が主流でした。

リチウムは高価だし、鉛の方が安全ってことで迷いなく鉛一択でした。

我が家のロードセレクトWM 鉛サブバッテリーシステム

我が家のキャンピングカーは、上の写真の通り

・鉛バッテリー100V X 2
・1,800whのインバーター

そして、ポータブル電源は「EcoFlow RIVER Max (EF-RIVER600 MAX)」を積んでいます。

インバーターは、納車後すぐに夫が自分でつけてくれました。

鉛バッテリーの寿命は3年?

鉛バッテリーの寿命は3年と言われていて、正にその通りだったと思われます。

3年くらいした頃から、FFヒーターとレンジを同時に使うと、ジージーと異音がして、照明がポルターガイストみたいにチカチカするようになりました。

そろそろ寿命かなぁ?

そして、今思えばその頃から、
FFヒーターがなかなか点火せずにエラーを起こす、という事がありました。
FFヒーターのメンテナンス時期か故障か、と思っていましたが、恐らくサブバッテリーの寿命と関係していたのではないか、と思います。

というわけで、リチウムへの交換に至りました。

「鉛バッテリー買い替え」ではなく「リチウムに交換」した理由

鉛バッテリーの方が安価なので、鉛バッテリーを新しいものに買い替えるつもりでいたんですが、時代はリチウムです!!

今はエアコン搭載も当たり前のようになってきて、エアコンを動かすならリチウム!ということなんでしょう。

我が家はエアコン搭載の予定は今のところ●●●●●ありませんが、
また3年後に鉛バッテリーを買い替えることを考えると、今、少し支出は増えますが、10年は持つと言われているリチウムの方が将来的にいいんじゃないか、という事でリチウムに交換することになりました。

リチウムイオンバッテリーも進歩していて、キャンピングカーのサブバッテリーとしては、今では「リン酸鉄」リチウムイオンバッテリーが主流のようです。

今までのリチウムと
「リン酸鉄」リチウムは何が違うのん?

リチウムイオンバッテリーにもいろいろ種類があるようです。
こちらのサイトが分かりやすく説明されていますので、参考リンクとして貼らせていただきます。

今までのリチウムは「三元系」を採用しているものが多かったようですが、「リン酸鉄」リチウムイオンバッテリーは、化学的にも熱的にも安定性に優れていると言われ、発火温度まで達しにくいため、高温や過充電に対して比較的安全とされています。

いざ!サブバッテリーを鉛からリチウムに交換!

リチウムバッテリーへの交換準備

サブバッテリーを鉛からリチウムに交換するにあたり、
・サブバッテリー本体
・走行充電器
を購入、インバーターはそのまま使う
ことに。

RENOGY RBT12200LFP-BT-JP

購入したものはもちろん!「リン酸鉄」リチウムイオンバッテリー、Bluetooth搭載です!

RENOGY RBC50D1S-G1-JP-FBA

走行充電器はこちらを購入しました。

購入にあたり、夫が候補として挙げていたメーカーは3つありました。
・RENOGY
・LiTime
・Redodo

どれも良さそうでしたが、カスタムセレクトの佐久間社長に相談したり、我が家のお財布との相談もあってRENOGYを選びました。

インバーター、鉛バッテリー、走行充電器を外す

鉛バッテリーに繋がっているケーブルを外し、インバーターを外す

外しましたー!
↓↓↓

鉛バッテリーを外す

1個だけでもめちゃくちゃ重くて、私では持ち上げることすらできませんでした!

外しましたー!
↓↓↓

走行充電器を外す

マットの下にあるので、普段目にすることはありませんが、ずーっと陰で頑張ってくれてたんですね。

絶縁処理しながら外します。(1.75倍速)

外しましたー!
↓↓↓

新しい走行充電器、インバーター、リチウムイオンバッテリーの取り付け

配置決めとケーブル準備

インバーター、リチウムイオンバッテリー、新しい走行充電器の配置を決めて、必要なケーブルの長さを確認します。

走行充電器の取り付け

インバーターの取り付け

鉛バッテリーの時と場所が変わりました。
走行充電器と並びです。

下の動画のように、いくつもケーブルの長さを調整して作って繋いでいきます。(1.75倍速)
ヒューズの場所も決まりました。

リチウムイオンバッテリーの取り付け

まず、置いてみましたー!
↓↓↓

そして、ケーブルを繋ぎましたー!
↓↓↓

エンジンをかけてランプが付くのをドキドキしながら確認します。(1.75倍速)

動画の19秒あたりで一番手前のランプが付きましたー!

ついた!良かった!

音声を切っていますが、ヤッタヤッター!と大はしゃぎでした♪

Bluetoothモジュール BT-2の取り付け

走行充電器購入時、BT-2 Bluetoothモジュールがついてきたので、下の写真のように設置しました。

Renogy DC Homeアプリをダウンロード

BT-2 Bluetoothモジュールがあると、
スマホからリアルタイムで走行充電器の状態を見ることができるんです。
また、Bluetooth搭載のリチウムイオンバッテリーを購入したので、同じアプリでサブバッテリーの残量等情報を見ることもできます。

もう何でもアプリの時代ですね。
いろいろ難しくて
時代についていくの、ほんまに大変!

これで鉛バッテリーからリチウムイオンバッテリーへの交換は完了です。

カスタムセレクト ロードセレクトWMの電圧計

カスタムセレクトのロードセレクトには、
サブバッテリーの電圧計はもちろんのこと、メインバッテリーの電圧計もついています。

納車時に佐久間社長から、この電圧計をチェックする癖をつけるように教わりました。

鉛バッテリーでは、バッテリー保護のため、電圧が10.5V以下になると自動感知して遮断され、サブバッテリーから供給される電源が何も入らなくなると教わったので、私たち夫婦は結構頻繁にサブバッテリーの電圧計を確認する癖がついていました。

リチウムになったことで、スマホで確認もできるしこの電圧計はチェックしなくていいのに、癖でこの電圧計も確認してしまいます。

リチウム化したことで、これまで見ていた数値より大きい数値を常に表示しています。

リチウムバッテリーに交換して良かったです!

FFヒーターとレンジの同時使用で異音がしてポルターガイストになっていたのも止まったし、鉛の時は冷却温度を最小にしていた冷蔵庫も、強めに冷やすことができるようになりました。

めっちゃいい!快適です!

さいごに

長文、最後までお付き合いくださりありがとうございます。

我が家のキャンピングカーは、鉛バッテリーからリチウムイオンバッテリーへの交換を、
カスタムセレクト佐久間社長に確認しなければいけない点は確認をし、相談もしましたが、
すべて夫が自己責任においてやりました。

その点を踏まえて、この記事が参考になった!と思ってくださる方がいらっしゃったら嬉しいです♪

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