夏の車内は50℃を超えると言われており、我が家のキャンピングカーでも車内の温度計が60℃になっているのを見たことがあります。
カーエアコンを付けている間はいいんですが、エンジンをかけることができない状況での夏の車中泊、これが問題なんです!
キャンピングカーの暑さ対策ベストは?
我が家のキャンピングカーは、
カスタムセレクトさんのロードセレクトWMという車、Bタイプです。
恐らく、キャンピングカーで夏の暑さを解消するには、2023年6月現在、家庭用エアコンや車載用エアコン、ルーフエアコンを取り付ける、というのが最良策だと私は思います。
窓用エアコン、スポットクーラー、ポータブルクーラーというのもあります。
我が家は、いろいろ考えた結果、そのいずれもつけていません。
そしてもう一つは、暑い時期には車中泊をしないか、標高が高いところで車中泊をする。
これが良いかと思います。
エアコンを付けていない理由
我が家が考えた結果、エアコンを付けていない理由は大きく3つあります。
場所を取る
天井取り付けの、室外機も一体型になっているルーフエアコンであれば場所を取りませんが、他のエアコンは出っ張ったり、置き場所が必要だったり場所を取ります。
排気ダクト、排水ドレンも必要になります。
金額が高い
家のエアコンが安くないように、キャンピングカーに取り付けるとなると工賃含め価格も高くなります。
使用する頻度が少ない
毎週末や頻繁に車中泊ができる、するなら話は別ですが、我が家は1ヶ月に1度できればいい方です。エアコンを取り付けたとして使用するのは夏の間の数回しかない。
冬はFFあるから使わへんし、夏の何回かのために付けるのはもったいないな。
要らんな。
というわけです。
エアコンを取りつけずに我が家が取っている暑さ対策
リアゲートベンチレーター
いわゆる換気扇、これはオプションとして付けました。
白かったんですが、ラッカースプレーの艶消しブラックを塗って、テーブルの脚にも使用した「ターナー色彩 水性ペイント アイアンペイント アイアンブラック」でポンポンしました。
FIAMMA ターボキット 12V
オプションとして付けることもできましたが、納車を待つ間に購入して夫が付けました。
注:黒は販売されていません。
え!黒ってあるんですか?
ってよく聞かれます。
リアベンチレーターと同じ方法で黒にしました。
使う時だけ付けるようにしていて、常時つけてはいません。
付属の配線を使って、吸気・排気の切替もできますが、逆回転の風量が弱く感じました。そのため我が家では、ターボキットの引っ掛けるフックの部分を上下互い違いに付けて、本体の向きを変えるだけで、吸気・排気ができるようにしています。
車内でのどぐろ焼いて食べたこともあります♪
全部の窓全開っていうこともありますが、臭いは残りませんでした。
右側ウィンドウに網戸
スライドドアの窓には付けていませんが、運転席後ろ、FIAMMA ターボキットを付ける窓には網戸を付けています。
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不器用な私がやるとぎこちないですが、
コレめっちゃ便利!オススメです!
これもオプションとして付けることもできましたが、後から購入して夫が付けました。
バックドアとスライドドアに網戸
バックドア用とスライドドア用、同じものを2つ購入して、使う時だけ付けるようにしました。
ユーアイビークル(ui vehicle)さんの防虫ネットをまず考えましたが、価格を抑えたかったのと、チャック式なのですぐに使える点はとてもいいと思ったんですが、サイド部分は常時ヒラヒラが見えたまま、巻き上げた部分も常時見えたまま、というのが我が家はイヤで、セイワの商品にしました。
強力マグネットがついていますが、足りない部分は持っていたマグネットを追加しました。着脱も簡単で良いです。
角度によっては目隠しにもなります。↓↓↓
バックドアストッパー
網戸がありますが、さすがにバックドアを跳ね上げたまま寝るわけにはいきません。
また、リアゲートベンチレーターは付けていますが、これは排出しかしませんし、涼しい風を車内に取り込んでくれるわけではないので、バックドアを開けた方が風の流れは断然良いです。
少しだけ開けておきたい時、これはYouTubeにたくさん動画が上がっていて参考にさせてもらいました!
YouTube「ハイエース バックドアストッパー」のキーワードで検索したら、先輩方がたくさんあげてくださっています。
購入したのは2つです。
卓上扇風機
キャンピングカーを購入する前からキャンプをしていたので、持っていました。
小さいからこそ場所を取らないので良いですし、USB充電式というのが良いです。
FIAMMA ターボキットの前に座っている人は、風を感じていいんですが、向かいに座っている人は風の流れが無いとターボキットを付けていても暑いんです。
向かいに座っている人ってだいたい私…
なので、扇風機を回すことでだいぶ違ってきます。
冷感敷きパッド
我が家は黒ベースでいきたいのに、「ヒンヤリ」関連の物はことごとく水色や青色、淡い色だったりしますね。
確かに涼しい感じがするもんな。
冬の電気敷き毛布もそうなんですが、車中泊する時だけ車に積み込んで、普段は家で使っています。
汗拭きシート「ボディウエットスティックタオル 特大サイズ」
自転車通勤の私が出会った最強汗拭きシート「ボディウエットスティックタオル 特大サイズ」!
冷蔵庫に入れて冷たくして使うこともできるし、冬はレンジでチンすれば温かくして使うこともできます。
大きいので体を拭くこともできます。
いわゆるドラッグストアで売っているタイプの汗拭きシートとは違い、個包装になっているので次の年でも使えます!
車中泊する場所の近くにお風呂が無かったりすることもありますよね。
そんな時でも体を拭くだけでだいぶ違います。
オススメです!
スライドドアウィンドウに網戸
スライドドアの窓には、右側窓の網戸とは違って、こちらもYouTubeを参考にさせてもらって「ベッスル 遮光クリーンサンシェード」を購入しました。
こちらはサンシェードとして販売されている物を網戸として使っているので、目が細かくて風をほぼ通しません。
目隠しになるのはエエけど、暑い!
というわけで、ほとんど使っていません。
エンジン停止中でもカーエアコン⁉ parkooler
2022年のキャンピングカーショーで見た「parkooler」、これを待っています!
ナント!!エンジン停止中でもカーエアコンを動かすことができるんです!!
当時は開発中ということで販売されてはおらず、2023年6月現在、進展は確認できていませんが、既存の車、どのビルダーさんの車であっても付けられると仰っていたので、心待ちにしています!
この記事の初めに、「2023年6月現在、家庭用エアコンや車載用エアコン、ルーフエアコンを取り付ける、というのが最良策だと思う」と言った理由はここにあります。
parkoolerが実用化されたら、価格がどのくらいになるのかにもよりますが、キャンピングカー業界では革命になると思います!
期待しています!
ちなみに、冬の寒さはFFヒーターを付ければ大丈夫、無敵です。
FFヒーターは恐らくどこのビルダーさんでもオプションになっていると思いますが、つけることをオススメします。
FFヒーターにはベンチレーション機能も付いていますので、夏に使うこともあります!
キャンピングカーをお持ちの方は、既にやっておられる対策で何の参考にもならなかったかもしれませんが、これからキャンピングカーの購入を考えておられる方の参考に少しでもなれば幸いです。